池袋のカリスマ・大桃豆腐プロデュース企画です。この日を待ちに待ったあしもふ。
そうです、先日配布品として頂いた、香り高く旨い味噌を自らの手で作ることができるなんて
楽しくないはずがありません。
ここは茨城県結城市にある宮崎協業さんの作業場
ちらりと覗くと、すでに仕込んであった大量の蒸し大豆が
湯気をたててお出迎え
おぉ
神々しい・・・
このおっきなしゃもじでならして、40度くらいまで温度をさげる
後で合わせるこうじ菌を殺さないためなんだって
ちなみに今回使ったのは三反プロジェクトで種まきから作った
◎茨城在来大豆◎
味見したらとぉーっても甘くてホクホク
期待で胸ふくらむ
これが米こうじ。これもすでに仕込んであったものだけど、
蒸した米にこうじ菌を振りかけたものだそうで
ふわふわの白カビがびっしり生えたお米を見たのは初めて
箱からはぎ落とした米こうじの固まりをみんなの手作業で細かくしてゆく
表現しがたい匂いがたちこめ、鼻がなれるまでだいぶかかる
できあがりはまるで広大なパルミジャーノリゾット海
大豆と米こうじをそれぞれ計量して一対一の割合であわせ
上から総量の12㌫の塩をばらまいてさらに混ぜ合わせる
キロ単位の塩を見る機会はめったにない
大人も子供もごったまぜで攪拌に興ずる姿はなんとも楽しい
柄杓ですくってミンチ機械に投入するとニョロニョロ大量発生
このニョロニョロをボール状に握って桶の底に敷き詰める
味噌だまを上司に見立ててエイヤっと投げつけるのもよし
「バンッ!」といい音もするし 「トスッ・・」と鈍い音もする
みな、思い思いのストレス発散
空気を抜いて平らにならして、先程別にとっておいた塩を上に散らしたら、仕込みは終了
これがよく食べるあの茶色い味噌になるんだと思うと不思議
色がぜんぜん違うし
これから夏を越えて、秋口の天地返しまでお目にかかることは
ありません
しっとりヒンヤリの蔵でおやすみ~zzz~
ふぅ。次の日になってしまった(汗)
よく食べよく飲む身近な食材ほど、製品化までの工程を意外と知らないものだなぁと
改めて思った。
酒や焼酎も実のところよくわからない。あ、ワインもビールも。 豆腐だってそうだね。
世の中のどれだけの人が
大豆がどんな工程をへて豆腐や油揚に変わっているかを知ってるだろう。
そもそも、大豆はどう種をまいて成長して収穫されてウチに届くのか、、、
こんな当たり前のことでさえ、豆腐屋なのにあしもふは最近まで知らなかったし。
味噌作りを体験したことで、いろんなモノづくりに興味がわいてくる。
「元をたどる作業」 別に知らなくても生きてけるけど、知ったらもっと面白い
というわけで、あしもふは来年度も大桃さんの三反プロジェクトに参加します。
興味ある人がいたら一緒に行きましょう。 また、お知らせします
社会科見学のレポート並みにいいブログになってるやん!!!
返信削除いい経験をしてるね♪
今は便利な世の中で、出来上がった物がいっぱいお店で売られてるのよね~。
でもそれしか見てないと、そのものの本質を理解することは到底できないよね。
自分をスペシャリストにするためには、やはり本質を見極めることが大事な気がするなぁ。
私も「医療」という壮大なものの本質をいずれ見極めていきたいものだわ。