2009年12月17日木曜日

お別れ

今朝まで使っていた揚げ竈のガスバーナー
今日まで50年ちかく本当によく働いてくれました

このところ点火の調子が悪く、あしもふも揚げが終わるころなぜか頭痛が続き(-_-;)いま思えばガス中毒手前ですが…交換をきめました

バーナーは分解されカマドをのなかの石や砂が取り出されてゆきます

ひいじいちゃんから続く美濃屋の時の流れをみるようです

この道具とともに仕事をしてきた先代にはどんな想いがあったろう。なんて、生きるので精一杯の時代でそんな思想をもつ余裕はなかったかもしれません。


きのうの晩。お別れするバーナーをみてたら目に涙がいっぱいになりました

何千何万枚もの油揚げ生揚げがんもをつくり出し、私の何十倍も美濃屋をみてきた大先輩の卒業です


ありがとうございます

2 件のコメント:

  1. 今日見たよ。
    死ぬのが怖くて絶対ずっといきたいと思うけど、
    きっと、そのときになると早く休んでみんなのところにと思うのかなぁ。
    きっと、あっちでひいおじいちゃんやおじいちゃんが今頃ねぎらってくれているのかもしれないね。
    よく、がんばってくれたね。
    唯一できる、製造のあい方がいなくなっちゃてぽっかり。
    あしもふ、見とどけてあげて、卒業を決めてあげて偉かったね。

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  2. へへへ、新人バーナーちゃんとの息もすっかり
    あうようになって効率、質ともによくなってきてます

    この子とあしもふの一生でいったい何枚のあぶらげを
    共同制作することになるのか楽しみでごわす

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