2020年12月3日木曜日

2020美濃屋再開しました

 久しぶりの投稿です。2019年6月末をもって、老朽化による店舗兼家屋の建て替えのため閉店させていただきました。山あり谷ありコロナあり、、、ようやく2020年9月16日に新たなスタートをきることが出来ました。まずはこの幸運に深く感謝します。


家づくりに始まり厨房設計、製造設計、すべてがゼロからのものづくりとなり、休業期間中あしもふの脳内は休まることなく奔走していました。つくることは嫌いではありませんが、すべてが専門的すぎて、直面するたびに大豆のように泡を吹きながら、時間をかけ真摯に取り組んできました。結果がこの店です。今もなお試行錯誤を繰り返しながら、ゴムまりのごとく美濃屋は変化し続けています。


そんなふうになるんじゃないかと、2018年の投稿「長月のはじめに」で予言めいたことを記してましたが

まさに 今 がその時なんだと思います。

ガラリと変わった美濃屋ですが、よかったら一度来て見て空間ごと味わってみてください。今まで以上に手の仕事を追求し、その想いを商品に込めています。今はその想いが、ただの重い自己満足にしかみえないかもしれません。お客さまにわかりやすく美濃屋の特徴をお伝えし、ご理解とご支持をえられるようになるまで、まだまだ課題の多いところです。


兎にも角にも前を向いて、そしてお一方、お二方と、ふと「そうだ豆腐屋,行こう。」と思い馳せていただけるような店を目指して私たち美濃屋は日々邁進いたします。応援のほど宜しくお願い申し上げます。


新店舗の営業予定などはGoogleマップの「美濃屋」最新情報に掲載しています。御来店を予定される際はお手数ですが、上記ご確認のうえ、お越しくださいませ。







2018年9月1日土曜日

長月の始めに

こんばんは
9月、始まりました
大変ご無沙汰の投稿となります

今年は夏休明けのお盆あたりから
8月末を越えるまで ひと山ふた山あり
ただ 店を続ける ということに
頭が砕けそうなほど悩みました

体調悪化で立つのもやっとの師匠に
同じく熱でふらふらな娘が、想いの丈を
投げかけ続けた日々でもあり
沢山のエネルギーが衝突しました

結果、
美濃屋はゴムまりの如く自在に変幻し
過去、未来にはこだわらずに
希望あふれる現在を意識して
変わり続けていこうと、新たな方向性を
確認しあうにいたりました(^^)

この覚悟に似た肌感覚を
親世代、子世代が共有できるか否か
小さな町店にとって大きな課題です

自然と流れでいけばそれはそれで
良いですが、現実はなかなか
そう簡単にはいきません

キッカケはなんであれ、固い殻を
やぶって生まれかわろうと
決意ができた今年の夏は

酷い暑さでしんどかったですが
思い返してみれば、かけがえのない
宝物のような時間でした

今後の美濃屋はいきなり変わることは
ありませんが、持続可能な営業スタイルを
少しずつ模索して参りますので

お客様にはご迷惑おかけするかもしれません
どうぞ、次の100年のためにも
ご理解と応援をよろしくお願いいたします


2017年6月4日日曜日

すまう

大相撲五月場所が終わり一週間😌
初日~千秋楽の間はなかなか他に手がつかず
連日の取組み録画を見るだけでも精一杯の日々💦💦

場所中の夕方は師匠贔屓のニッポン放送から
NHKラジオへとチューニングを変え
解説の親方とアナウンサーとのやりとりに
笑いながら揚げる時間が至福でありました😁

相撲への導きは数年前のある日「豆乳ください」と来店し
身の回りの話題を提供してくれた三段目力士の存在と
たまたま同じ頃旅先で手に入れた本に描かれた
江戸時代の力士の生きざまが大きかった

豆乳のおすもうさんは、最近はみえないですが
土俵に立ち続けていることは、取組表をみて知っていて
毎場所どこかほっとした自分がいる

この世界に入って10年目のあしもふ、立ち止まりそうに
なることもあったけど、ようやく仕事の妙味を感じられる
ようになった

10年どころか、はるか長いあいだ稽古に励みつづけ
相撲取りという生き方を選んだ彼らを想うと
まだまだ、まだまだ、出しきっても力は出る
ここからが面白いんだと言い聞かせる

江戸時代も現代も、民を元気づけるおすもうさんの存在は不変
時に励まされながら、自分も、とうふやという土俵に
立ち続けたいと思う









2017年1月18日水曜日

さらば小伝馬の名店

江戸通り沿いに佇むレトロな風情の皆楽園(かいらくえん)
長きにわたり「中華風やっこ」として美濃屋の山芋豆腐を
お使いいただきました

様々な試練を乗りこえお店をつづけてこられましたが
この一月末をもって、事情により閉店されることに

味のよさは言うまでもなく、マスターの細かな気配り
厨房との鮮やかな連携は、いつ伺っても心地良く

皆楽園名物の上海蟹は、酔っぱらいますが物凄いうま味に
皆、目を見開き、皆、無口に
芯からあたたまるので風邪薬よりも効きそうです
😁
この時季は蟹パワーを頂いて年末年始の寒さを乗り越える
 というあしもふの習慣、来年以降 どうしたものか、、、

ラスト2週間、閉店を惜しむ沢山のお客さまで賑わうことでしょう
まだ2週間は営業しているので、お近くのかたは是非😃


素敵なお店さんに出会えて、お付き合いできましたこと
 あらためて 感謝!!!

2016年12月18日日曜日

年末年始の営業について

Facebookをはじめてから、たいていのことは3行程度で済むので
ブログ更新はご無沙汰です。こちらでは3行じゃ済まないことを
引き続きお知らせしていきます。

みのやの年末は 12月31日まで
23の祝日、25の日曜も休まず営業致します
年明けは1月6日金曜日より営業いたします

31日は売り切れ次第終了です、確実にご購入の予定がある場合は
お手数ですが御予約ください。
電話 03-3631-4646 美濃屋


それにしても年の瀬という気配がまったくしません、
この感覚は年々強まります。

周囲では始終赤子が泣いていたりと、しまいの四人の子たちがいるおかげで、
毎日にぎやかであわただしくあっという間です。

2016年8月6日土曜日

夏季の営業について

うっかりお知らせが遅くなってしまいました!
美濃屋は明日から山の日まで一息つかせていただき
8/12(金)より営業します
8/7(日)〜11(木)まではお休みです。宜しくお願いいたします(^^)

2016年7月31日日曜日

天寿

長い間可愛がってきた 金魚たち 次々と 寿命を全うして 旅立ってゆきました 思うところはたくさん たくさん あるのですが ぎょっちゃんから 頂いた 愛を 私なりの 形で 循環させていきたいです   彼らが家に来て 5年以上 何度も 何度も 不調に苛まれては 乗り越えてきた 闘病記 あしもふの 定点観測ノートに記されています それを読むと よくぞま これだけ 長生きしてくれたなーと 改めて 感謝の 気持ちで いっぱいになります  ぎょっちゃんの 生き方、愛し方、死に方 そのどれもが、あしもふにとって、かけがえのない教えだったとあらためて思う 近所の朝顔市の出店から 我が家を選んで来てくれて 本当にありがとう まだ元気に泳いでいるももちゃん、しゃっ君が、無事に夏を 乗り越えられるよう 世話に勤しみます(^^)