2009年2月27日金曜日

開花宣言

雪が雨に変わりました

底冷えの美濃屋に、ひと足先に、サクラサク(o^_^o)☆

これから新潟の御得意さんに揚げ物を発送するのでオマケにつくりました。今のとこ非売品です。

3月4月の季節商品として店頭に並べる予定で日々桜豆腐の試作をしておりますのでお楽しみに。

早くあったかくなってほしいなぁ

2009年2月22日日曜日

五感がよろこぶ日常(豆腐屋ヴァージョン)

【嗅覚】


洗濯物をとりこみに物干し台に上がると



煙突からふわぁっと菜種油の香りがした
















【視覚】


豆が茹で上がり、ザルにあけると



シャキッとするような鮮やかな緑だった

2009年2月18日水曜日

雨ニモマケズ 風ニモマケズ !?

師匠のユニフォームは 通年半袖

この時期は、お客さんから「あら、半袖!?若いわねぇ」
 「すごいね気合はいってんね!」などのツッコミがもれなく入る

 「上は平気なんですよ」 とどこか誇らしげ(笑)

実は年一度はけっこうひどい風邪をひいている

たいてい正月休みに重なり、ひたすら寝て治すのだが
今回は二月にずれこんだので、店を閉るわけにもいかず


一、二週間ゲソゲソゴホゴホ。。。

タイトルの如く サウイフモノニ ワタシハナリタイ  

けれど冬の半袖は風邪に負けたのである


2009年2月14日土曜日

春はすぐそこ

春一番が吹き荒れるここ東京
なま暖かな空気は何かを予感させる


美濃屋ではお花をかかさないよう心がけています。
季節の移り変わりを真っ先に教えてくれるのは、この子たち。

このところの気温の変化で、閉じていた蕾が少しずつ開き始めました。

満開になったら、
またお客さんにほめてもらえるね!

チョコ作り

かれこれ20年以上続いている母のチョコ作り。
今回は2キロ近くのトリュフを仕込みました。

あしもふの役割(チョコ刻み)は終えたので
じーっと出来上がりを眺めています。

この瞬間が好きです

出来上がりはまるで ”おはぎ” のようです

2009年2月10日火曜日

味噌仕込みに触発される

一昨日、三反プロジェクト2008年度最後のイベント 「味噌作り」 に行ってきました♪
池袋のカリスマ・大桃豆腐プロデュース企画です。この日を待ちに待ったあしもふ。

そうです、先日配布品として頂いた、香り高く旨い味噌を自らの手で作ることができるなんて
楽しくないはずがありません。

ここは茨城県結城市にある宮崎協業さんの作業場

ちらりと覗くと、すでに仕込んであった大量の蒸し大豆が
湯気をたててお出迎え



おぉ


神々しい・・・

















このおっきなしゃもじでならして、40度くらいまで温度をさげる

後で合わせるこうじ菌を殺さないためなんだって

 ちなみに今回使ったのは三反プロジェクトで種まきから作った
  
  ◎茨城在来大豆◎

 味見したらとぉーっても甘くてホクホク

 期待で胸ふくらむ







これが米こうじ。これもすでに仕込んであったものだけど、
蒸した米にこうじ菌を振りかけたものだそうで

ふわふわの白カビがびっしり生えたお米を見たのは初めて

箱からはぎ落とした米こうじの固まりをみんなの手作業で細かくしてゆく

表現しがたい匂いがたちこめ、鼻がなれるまでだいぶかかる

できあがりはまるで広大なパルミジャーノリゾット海









大豆と米こうじをそれぞれ計量して一対一の割合であわせ

上から総量の12㌫の塩をばらまいてさらに混ぜ合わせる

キロ単位の塩を見る機会はめったにない

大人も子供もごったまぜで攪拌に興ずる姿はなんとも楽しい















柄杓ですくってミンチ機械に投入するとニョロニョロ大量発生






















このニョロニョロをボール状に握って桶の底に敷き詰める

味噌だまを上司に見立ててエイヤっと投げつけるのもよし

「バンッ!」といい音もするし 「トスッ・・」と鈍い音もする

みな、思い思いのストレス発散













空気を抜いて平らにならして、先程別にとっておいた塩を上に散らしたら、仕込みは終了

これがよく食べるあの茶色い味噌になるんだと思うと不思議
色がぜんぜん違うし
これから夏を越えて、秋口の天地返しまでお目にかかることは
ありません
しっとりヒンヤリの蔵でおやすみ~zzz~




ふぅ。次の日になってしまった(汗)
よく食べよく飲む身近な食材ほど、製品化までの工程を意外と知らないものだなぁと
 改めて思った。
酒や焼酎も実のところよくわからない。あ、ワインもビールも。 豆腐だってそうだね。
世の中のどれだけの人が
大豆がどんな工程をへて豆腐や油揚に変わっているかを知ってるだろう。
そもそも、大豆はどう種をまいて成長して収穫されてウチに届くのか、、、
こんな当たり前のことでさえ、豆腐屋なのにあしもふは最近まで知らなかったし。
味噌作りを体験したことで、いろんなモノづくりに興味がわいてくる。
「元をたどる作業」 別に知らなくても生きてけるけど、知ったらもっと面白い
というわけで、あしもふは来年度も大桃さんの三反プロジェクトに参加します。
興味ある人がいたら一緒に行きましょう。 また、お知らせします

2009年2月4日水曜日

豆まきのお土産


昨日は神社に消防団として出動しました。
皆さんご存知の通り節分の豆まきです。
近所なのに今まで一度も参加したことがなく、どんなもんかと興味津々。

まず最初に富くじを配布。紙に「ぬ 壱拾八」とか書いてあります。
あとで箱の中に敷き詰めた木札を槍でグサッと突いて
その組番を読みあげるというスタイル。なかなか粋です。



さぁ、いよいよ豆まきです。
併設される幼稚園児たちは制帽を逆さに構えてまだかまだかと騒ぎ立てます。
この辺をなだめるのが消防団の役目だったりもします。
すでに落ちている豆を投げつけられる消防団員もいましたが、あしもふがその立場
だったら鬼の形相で睨みつけてしまいそうです(汗)

神主さんが矢を放つパフォーマンスを合図に鬼登場
ぞくぞくと地元議員や町会長らが現れて豆をまきます。
なかには「うまい棒」「飴」「のり」なども見受けられました。
消防団は、前列までも届かず手前で落ちている豆やお菓子を
せっせと拾ってまた放る作業を繰り返します。
気に入ったちびっこの帽子や紙袋に優先的にお菓子を入れることも出来ます。
本人たちはそれどころではなくきゃーきゃー叫んでいましたが。
なかには押しつぶされそうになって泣き出してしまう子もいました。
大人も興奮状態で後ろから容赦なく押し寄せてきます。
それをなだめるのも消防団の役目だったりします。
そんなこんなで豆まきが終わると再び富くじの抽選が始まります。

商品は地元商店街からの協賛品や、ほかにはデジカメとか自転車など。
けっこういいものもらえるんですね。

富くじ司会として三遊亭ナントカさんが招かれていました。
こういう場に人を呼べるなんて、さすがです。
当たった人はさらにまた興奮。嬉しいでしょうね。
「知る人ぞ知る」地域イベント、お役目果たしつつちゃっかり
楽しませてもらいました。
そして一日経過した今、驚きの土産を頂戴したことに気付いたあしもふ。
首・肩・腰・太ももが変!イタイ!!マワラナイ!!!
どうやら豆まき時の中腰姿勢がたたったようです。
これぐらいのことで筋肉痛になるとは、、、豆を27粒も食べるということは
そういうことなのかもしれません。
くやしいので「筋肉痛には筋肉痛をもって制す」というスローガンをうちたて
さっそく仕事後になわとびをして一日を終えました。
まずは一重飛びからです。目標は後ろ交差二重10回です。

2009年2月3日火曜日

豆乳スタンド


いつかどこかでしてみたいことの一つが豆乳スタンド

駅構内、飲み屋街、
屋台、移動車…etc

いろんなシチュエーションやお客さんを想像しながらにやにやするのが

あしもふのちょっとした気分転換

美濃屋の豆乳に合うサイドディッシュやスイーツは何だろ?

まだまだ妄想は続く…

2009年2月1日日曜日

禅にみる勘太郎

今日はソフト(あしもふの祖母)と映画をみた

流行りのZED
ではなくZEN

大学時代にバイトしていたお寺のご厚意でチケットを頂いたのだ

家が代々曹洞宗なのもあってか、寺好きなあしもふにとっては大いに楽しめる内容だった(o^_^o)

勘太郎の雰囲気と道元禅師の役どころがぴったりはまる

これほどの人物を、あれだけ堂々と演じきるとはさすが。恐れ入ります。
いい歌舞伎役者は、観るものを舞台にワープさせる力がある。

まったく立場も時代も違うのに、その役の感情に引きずり込まれるのだ。だから自然と笑えるし自然と泣けてしまう。

勘太郎はそういう演技を幼少から意識してきたのかな。映画の中でも一際感情移入しやすかった。
だからといって、悟りを開けたわけではないけどね

まだまだ煩悩まっ盛りのあしもふでした。